2017年11月5日日曜日

17.11.04 湖北五山

今回は浜松で湖北五山を巡りに。
ずっと天気が悪く約一ヶ月ぶりに自転車の長距離です。

まずは三ヶ日の摩訶耶寺へ。

摩訶耶寺
高麗門
本堂
本堂
江戸時代寛永9年(1632)建造
入母屋造り5間4面
秘仏厄除正観世音菩薩を本尊としています。

本堂の天井は格天井になっており、極彩色の花鳥を配しています。
本堂格天井図
天井の角が丸みを帯びており、格式高い造りだそうです。
彫刻も多く、壁には天女、向拝には龍と両側が象の彫刻んどがあります。

宝物殿には不動明王像、阿弥陀如来像、千手観音像が祀られています。
不動明王像はヒノキの一本彫りで胸などの曲線部に年輪がくるようにするなど
木目が生かされた姿でした。

摩訶耶寺庭園
摩訶耶寺庭園
鎌倉時代初期に作庭され、昭和43年の学術調査にて発掘されました。
石組で険しい山々を表現し逢菜の世界を表しているそうです。
池の中央は鶴島と呼ばれ、横に伸びる鶴首石と羽石が組まれています。

2番目の目的地は大福寺。摩訶耶寺からは1km程度で着きます。

大福寺
大福寺
仁王像
大福寺 本堂
3番目の目的地方広寺へ。
道を間違えたためか3、4つ山越えをするハメに・・・。

奥山方広寺
建徳2年(1371)に開創された禅寺。

山門
山門
三重塔
大正12年建立
三重塔
三重塔のある場所からは、本堂をはじめとする伽藍を一望できます。
方広寺伽藍(中央 本堂)
本堂
釈迦牟尼仏、文殊菩薩、普賢菩薩の釈迦三尊像を本尊としています。

半憎坊真殿
半憎坊真殿
鎮守半憎坊大権現を祀った、権現造りのお堂。
向拝には岩五郎作の一本彫りの昇り龍降り龍の彫刻があります。
岩五郎作 昇龍降龍
裏庭園
石橋と五百羅漢
石橋と五百羅漢
4番目は庭園が有名な龍潭寺へ。
現在放映中の大河ドラマの舞台の為か、今回行った中では最も賑わっていました。

龍潭寺
庭園が国の名勝に指定されているお寺
山門
本堂
庭園
井伊家の墓
仁王門

最後は初山宝林禅寺。

初山宝林禅寺
初山宝林禅寺 山門
江戸時代の初期、寛文4年(1664)に開創。
建物の多くが中国明朝風の建築様式。

佛殿(重要文化財)
佛殿
寛文7年建立
釈迦如来、迦葉尊者、阿難尊者の釈迦三尊像を本尊とし
左右の逗子に達磨大師像、武帝像、両側の壇上に二十四天の善神像を祀っています。

方丈(重要文化財)
方丈
住職の起居堂として正徳6年(1716)建立

報恩堂(浜松市指定文化財)
報恩堂
すべての恩に報いるために建てられたお堂。

帰りは舞阪脇本陣によって東海道沿いに帰宅しました。
舞阪脇本陣

帰りはずっと向かい風・・・。
思ったより時間がかかってしまいました。

走行距離:145.72km
巡航速度:20.8km/h

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