加太港から和歌山市の島、友ヶ島へ。
明治政府が紀淡海峡防衛の為、築造された由良要塞の一つで、第二次世界大戦まで使用されていました。
梅雨の合間の晴れのつもりでしたが、予想が外れ、島到着直後から雨がパラパラ。
一時的に強まることも。
第二砲台跡
島の西側にあり、海峡に差し掛かった船を監視攻撃する役割があったそうです。
第二次世界大戦終戦後、爆破解体され、現存しているのは4つの砲座の内、
左翼にあった第3、第4砲座になります。
第一砲台跡
友ヶ島灯台
明治3年に建設され、100年以上たった今でも現役で使われています。
隣の石造りの建物も同時期に造られたものです。
近くの広場は標準時子午線が通っています。
旧海軍聴音所跡
第三砲台跡
島内に現存する中では最大規模。
山頂付近にあり360度に長時間砲撃ができたそうです。
残っている部屋は弾薬支庫です。
第五砲台跡
意外と歩き疲れました。
加太港に戻り、昼食。名産の鯛を使った鯛めしを頂きました。
美味しかったですが、刺身ではなくお茶漬け?でした。ちょっと残念。
次は世界遺産高野山へ。
高野山に着くと雨も本降りに・・・。雨の中歩いて周ってきました。
まずは奥の院と呼ばれるエリアから、早速ロケットが目に入り気になって見てみると、
航空機メーカー新明和工業のお墓でした。企業の繁栄を祈願して建てられているそう。
他にもコーヒーカップが目印のUCC、日産やキリンホールディングなどの大企業の他
中小企業のお墓が多数ありました。
英霊殿 UCC 新明和工業 |
お墓を抜けると杉並木に、こちらは個人の墓地になっており、豊臣家、徳川家、武田家など戦国武将のお墓など古い墓が並んでいます。
杉並木 結城秀康(家康の次男) 豊臣家の墓、武田勝頼の墓 |
杉並木を抜けると、高野山の開祖弘法大師が祀られている弘法大師御廟があります。
通ってきた杉並木を戻り、奥の院を抜け、しばらく行くと大きな塔の様な建物があったので見学してきました。
ビルマ(ミャンマー)の仏像などが展示されており、戒壇巡りもできます。
金剛峯寺
高野山一体を象徴する総称でしたが、1593年に豊臣秀吉が亡き母の菩提の為に、建立された寺が現在の建物です。独立した住寺であるものの、高野山真言宗の総本山として総括しています。
蟠龍庭 四季の中庭 台所 二石釜 |
大伽藍 壇上伽藍
816年の開創時に最初に着手された伽藍。
根本大塔 金堂 |
根本大塔
伽藍の中心の塔。887年に完成。
現在の建物は1937年に再建されたもの。
中央に胎蔵大日如来、四方に金剛界四仏、周囲の16本の柱に十六大菩薩を配しています。
金堂
総本堂。年中行事の大半が行われます。
本尊は薬師如来
東塔 西塔 |
大会堂 三鈷の松 御影堂 孔雀堂 准胝堂 山王院 |
雨でしたが、それなりに楽しめました。
かえって、雨の方が神秘的な雰囲気でよかったのかもしれません。
薄暗かった為か、早めに灯篭が点灯していたし。
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