2015年8月31日月曜日

15.08.29-30 松本・マウンテンサイクリング in 乗鞍

30日のマウンテンサイクリング in 乗鞍の受付が
前日の29日だったため,
松本市に行ってから乗鞍に行くことに.

29日は朝から雨.
松本市内についた頃には小雨になりました.

まずは国宝の松本城へ.

松本城
日本最古の五重天守.
乾小天守と天守が渡櫓で連結された複合天守.
天守閣と埋橋
一度来たことはありましたが,やはり外観の黒さがかっこいいです.
現存する最古の五重天守だそうです.
ちなみに外から見ると5重の建物ですが内部は6階です.
松本城 正面
鉄砲や矢で敵を防ぐための狭間が計25ヶ所あるそうです.
鉄砲狭間
1階:石落としが設置されており,石垣を敵が登ってくるのを防ぐ構造.
   武者走とよばれる内側の間より50cm低い構造になっています.

2階:武士たちがつめている武士溜
3階:外から隠れた内部階層部.戦時に武士が集まる階
天守三階
4階:城主がいる御座の間
天守四階 御座の間
4階から5階に上がる階段が最もきつく勾配は55度から61度になっている様です.
5階:重臣たちが作戦会議を開く場所
6階:周りの敵を見渡すところ(望楼:ぼうろう)
   松本城を守護する二十六夜神がまつわれています.
天守六階 二十六夜神

月見櫓
月見櫓

月見をする月見櫓
が天守閣と一体となった珍しい構造だそうです.
ちなみに月見櫓があるのは現存天守では松本城と岡山城のみ.
天守一体になっているのは松本城のみです.

天守閣の中がとても暗いのに対し,非常に開放的です.
月見櫓からの眺め

太鼓門
太鼓門
城の入り口を守る門

松本市立博物館

松本城のある松本城公園内にあります.
松本市に関わる展示がされていました.

 初市(あめ市)の宝船
あめ市の宝船
あめ市では町会ごとに決められた担ぎもので練り歩くそうで,
 そこで使用されていた宝船です.
 七福神が乗っているのですが布袋像がなく6体なんだとか.

 ワラウマ
ワラウマ
入山辺地区に伝わる貧乏神送りに使われる人形
 藁で作った人形を疫病神に見立てて,焼き払い村の外へ送り出すそうです.


松本城からしばらく歩いて重要文化財の開智学校へ.
開智学校の近くに司祭館があったので見学してきました.

司祭館

司祭館 正面
明治二十二年に松本カトリック教会神父により建てられた
アーリーアメリカン風の西洋館

食堂
食堂

ベランダ
ベランダ


旧開智学校校舎
開智学校 正面
明治五年の学制施行後まもなく(明治九年)に建てられた和洋混交の擬洋風建築
昭和38年まで90年間使用された最古の小学校校舎.
近代学校建築で初めて重要文化財に指定.

学校とは思えない豪華さです.

 廊下:天井は五層の和紙が張り重ねられた紙天井
廊下と紙天井

 教室
教室
丸太柱:140年校舎を支えている
丸太柱と階段

 玄関
玄関
二階

 御座所:明治天皇御巡幸時に休息をとった部屋.
      床が他の部屋とは異なっています.
御座所

講堂
講堂
車に戻り乗鞍を目指します.
途中,昼ご飯に松本山賊焼のお店へ
松本山賊焼
「焼き」とつきますが揚げ料理です.
醤油辛さがおいしく,ごはんが進む味でした.

乗鞍到着.
受付を完了し,自転車の整備に.
タイヤに空気を入れるとまさかのチューブが破裂.
予備チューブに交換し,現地で予備チューブを交換.
軽く数km試走しました.

夜は車中泊.
想像以上に寒かったですが
念のため準備していた防寒着などで十分対応できました.
思った以上にしっかり休めました.

30日.朝5時に起床.外は雨.しかも土砂降り.
ここまで来たのだからと自分に言い聞かせ,着替えてスタート地点へ.

スタート地点では大会の可否を検討中との放送が.
その間にも雨脚が強くなります.

結局,第一チェックポイントまでの7kmのコースで大会を行うことに.

土砂降りで寒い中7kmのコースを走って,大会が終了しました.
完走証を受け取って,すぐ帰宅しました.

前日からずっと曇りだったため,乗鞍の景色も何も見れずに修了しました.

なぜ,自転車のイベントはこうも雨続きなのか・・・.
雨男ですかね.ホントにコリゴリです.

レースイベントはまた参加したいです.
近くで気軽に参加できるものを探してみようかな.


2015年8月18日火曜日

15.08.13 リニア・鉄道館 /14 美濃市

夏季休暇でも遠出はできず,近場で過ごすことに.
13日は名古屋市港区のリニア・鉄道博物館へ.
開館前でしたが入り口にはすでに長い行列が.
さすがお盆休みです.

30分ほど並んで入場しました.
昔の列車から最新のリニアモーターカーまで
様々な列車が展示されていました.


モハ1形式電車

モハ1形式電車 内装
木造の列車だそうです.今の雰囲気とは全く違っていていいです.
木造だと暖かみがあるように感じます.
クハ111

EF58

クハ381形式電車
曲線の通過時に車体を傾ける「振子式」システムを採用した電車
少し古めの在来線が個人的には好きです.
0系新幹線 食堂車

0系 食堂車の調理場

100系 食堂車の調理場(1F)

100系 新幹線食堂車(2F)
0系では同じ車両のフロアに調理場と食堂がありましたが,
100系では2F建ての車両になり,1F調理場,2F食堂に分かれていました.
新幹線の食堂車.使ってみたかったな

14日は岐阜県の道の駅を回りつつぶらり旅.
関市,美濃市の中濃エリアの道の駅を巡りました.

美濃市

美濃和紙の里会館
美濃和紙の里
ユネスコの無形文化遺産に登録された和紙の博物館.

日本各地の和紙が展示されており,実際に触れることもできました.
薄くツルツルなものから厚くザラザラしたものなど
地域ごとに和紙が異なることに驚きました.

個人的には美濃和紙は適度な厚さと触り心地のがある様な気がしました.


長良川水力発電所
長良川水力発電所
1910年から100年以上使われている水力発電所です.
赤レンガの建物が印象的です.

隣には,1980年まで使用されていた旧水車発電機が展示されていました.
旧水車発電機

洲原ひまわりの里
洲原ひまわりの里
見ごろを迎えているひまわり畑へ.
ひまわり迷路が有名ですが,まだオープンしていませんでした.

畑には数種類のひまわりが植わっている様です.
ひまわり畑
地元の多治見はいつもに比べて,気温が低く,過ごしやすかったです.
自宅の蒲郡の方が暑い様な・・・.
暑い日は続きますが,気合を入れて過ごさないと.


2015年8月9日日曜日

15.08.08 岩村 15.08.09 豊橋

8/8は同期に誘われ,車で瀬戸まで行き,そこから自転車で岩村まで走行.
アップ・ダウンが激しいものの比較的緩やかなコースでした.

瀬戸の道の駅「瀬戸しなの」から雨沢峠を超えて瑞浪市の陶町へ.
陶町は世界一大きなこま犬で有名だそうです.
世界一のこま犬
ちなみに高さは3.3mでギネスブックにも登録されているそうです.

瑞浪から恵那に入り岩村へ,日本一の農村景観を見てきました.
のどかです.
日本一の農村景観
岩村の城下町で昼食
うどんを頂きました.
うどん
麺はきしめんとうどんの中間のような変わった麺でした.

岩村の城下町を散策.
岩村の城下町の本通りは重要伝統的建造物群保存地区になっており
古くからの建造物がいくつも軒を連ねています.
岩村本通り(重要伝統的建造物群保存地区)
勝川家(恵那市指定文化財)
岩村藩の財政を支えた商家だそうです.
敷地は想像以上に広く,離れを含めた2棟と土蔵がありました.
離れ
土蔵
中庭

離れの一階は書院風となっており,昭和初期に作られたそうです.
書院風の部屋
離れの二階は女子部屋で三方がガラス戸でとても開放的でした.
二階の女子部屋
主屋の二階の窓は鍵がかかるようになっており,
閉めると鴨居側の溝に縦板が入り,横板をスライドさせると鍵がかかる構造です.
鴨居の溝
窓の鍵(縦板と横板)
土佐屋(恵那市指定文化財)
紺屋で生糸や布を染めていたそうです.
土佐屋
中庭と離れ
染の工程
1.蒅づくり:藍蓼(アイタデ)の葉(藍草)を自然発酵させ蒅(スクモ)を作る
2.藍をたてる:泥状の蒅,水,石灰,麺,木炭を混ぜて,加熱
3.染色:引き上げた時点では,黄緑色で,空気に触れて酸化すると藍色になるそうです.
4.染めた糸束や布を洗って干し,色艶を出す.
染工場
桶状のものが染壺,中央にあるのが火壺.
染壺内に染料を入れ,火壺で加熱します.

染工場の二階は干場として使用されていたそうです.
染工場 二階

木村邸(恵那市指定文化財)
江戸時代に町屋として栄えたそうです.
木村邸
管理されている方から説明を受けて見学.
二階に上がると,緩やかな傾斜の天井になっており,
これが江戸時代の板葺石置き屋根だそうです.
主屋 二階
その後,大正時代の条例で桟瓦葺に変更し、その時に棟高を挙げたそうです.
その際の骨組みを見ることができます.
屋根の骨組み

藩主が度々来邸することから,一般向けと藩主向けの入り口がありました.


藩主が通る場所は高級感のある内装になっていました.


岩村醸造
岩村の銘酒「女城主」の酒蔵です.
中に入るとレール伝いに見学ができ,途中,天然水を頂けました.

さらに奥へ進むと,酒造用の樽がいくつも並んでいました.


見学後,甘酒を頂きました.

岩村を後にし,山岡の道の駅「おばあちゃん市」へ.
ここは日本一の水車で有名.
日本一の水車
小里川ダム完成時に,産業遺産のシンボルとして造られたそうです.
木製(杉)で直径は24.0mだそうです.

水車の前には興運橋(通称:めがね橋)がありました.
こちらは,以前に小里川発電所に渡る際に使用されていたもので,
小里川ダム建設で水没することから,この場所へ移設されたそうです.
石造りの興運橋

小里川ダムを見学.
小里川ダム
ダムカードを入手.
全国のダムで配布されている様です.
集めてみようかな.

このダムは堤高内を自由に見学ができました.
堤高内はこの季節(外気温33℃)でも15℃と,とても涼しかったです.

小里川ダムの堤高を渡り,坂を下ると陶町へ.
行きのルートをたどって品野へ.
品野で自転車屋さんによると,アイスを頂きました.
店内の商品を見て,休憩スペースで休憩.
長居ができるフレンドリーなショップでした.

道の駅に戻って,車で帰宅.
途中,岡崎のラーメン屋さんに寄りました.
つけ麺が有名なお店だそうです.
走行記録:87km
平均速度:?
サイコンが使えず,帰宅後いっしょに行った同期に教えてもらいました.

8/9いつも日曜日は買い物に行くのですが,夏休みまで二日間.
何とか食料も持ちそうなので,朝から自転車でぶらり.
以前から行きたかった豊橋の重要文化財の教会へ.

吉田城
途中,豊橋公園で吉田城に寄りました.
吉田城は現在では櫓がコンクリート建築で再現されています.


目的地の教会.
豊橋ハリストス正教会聖使徒福音者馬太聖堂
(馬太:マトフェイ と読むそうです)
豊橋ハリストス正教会聖使徒福音者馬太聖堂

大正2年に建てられた木造建築だそうです.
大工達が聖堂建築のために京都へ行き,
京都正教会を手本に西洋風のドームを建築したそうです.

内装は,簡素らしいですが,すてきで目を奪われるようなきれいさでした.
礼拝?か何か分からないですが,行われていたため,写真は撮れませんでしたが
とてもいい雰囲気でした.
豊橋ハリストス正教会聖使徒福音者馬太聖堂
軽く走って,昼前には帰宅しました.

走行距離:47.19km
平均速度:24.9km/m
平坦かつ短距離だった為,アベレージを更新できました.

午後は毎週行っている三ヶ根山トレーニングへ
今回は自宅周辺を堪能しました.