2016年8月2日火曜日

16.07.30 海フェスタ東三河

今回は豊橋の神野地区で行われている海フェスタ東三河へ.
毎年海の日から7月末まで行われているイベントだそうです.

今回の目当ては帆船と造船所見学.

造船所見学は整理券が必要だったため,
整理券配布開始時刻を目標に出発しましたが
到着は開始数分後.すでに午前中の見学会は埋まっていました.

午後一番の見学会の整理券を受け取り
もう一つの目的帆船の公開場所へ.

ちょうど帆船「みらいへ」が通過していくところに会えました.
帆船 みらいへ
一般公開の帆船「海王丸」はすごい人気で行列ができていたため,
仕方なく行列へ並ぶことに,30分くらいで入ることができました.

練習帆船 海王丸
練習帆船 海王丸
全長:110.09m
幅:13.80m
深さ:10.71m
マスト高さ:50m(水面からの高さ)

非常に大きいです.

内部
海図室

操舵輪
 操舵室にはメータ類が並んでいます.
居住区入り口 食堂 個人部屋 教室
入り口天井のステンドガラスがきれいですね!
甲板からの眺め
工場見学までの空き時間で豊橋市内を軽く回って昼食.
戻ったころにはいい時間になっていました.
待ち時間で展望台へ.

豊橋港は自動車の輸入台数,金額ともに日本一の港.
さらに自動車の輸出でも日本トップクラスの港です.
港内には至る所に輸入車や輸出を待つ車が並んでいました.
輸出入された自動車

見学へ行く造船所は株式会社新来島豊橋造船.
工場までは会場からバスで行きました.

工場までの数分でガイドの方が
豊橋港に関する様々な説明をして頂きました.

豊橋港はもともとは木材の輸入を中心とした港だったようですが
道路の整備や地元の自動車メーカーの影響で
世界トップクラスの自動車の輸出入を担う港になったそうです.

ちなみに豊橋港,蒲郡港,西浦港,田原港を合わせて三河港と呼ぶそうです.

新来島豊橋造船
新来島豊橋造船
バスで造船所内を回るツアーでした.
到着すると造船所の方がガイドとして乗車し説明をして頂きました.
部材置き場
部材置き場には材料の鉄板や棒材が置かれています.
大きな部材は船で運搬されているそうです.

1.材料の加工
内業工場
内業工場
内業工場で材料を必要なサイズにカット
カットした材料を溶接やプレスをし加工・組立
加工・組立した部品はストックヤードで保管

2.大組立工場
ブロックストックヤード
部品を組み合わせてブロックを組み立て
組み立てたブロックはブロックストックヤードで保管

3.建造
ブロックを組み合わせて船の形に建造
建造中の船首

300T・800Tクレーンで大きなブロックを建造
300T・800Tクレーン

居住区ブロック


この工場では建造ドックに1隻半を入れて組みてているそうです.
これにより効率的な建造ができるそうです.

現在作られているのは木のチップを運搬するチップ船だそうです.
建造ドック

建造ドック


3.完成
61,000DWT型ばら積み運搬船
あと1ヶ月程で完成するばら積み運搬船.すごい迫力です.

完成後はテスト運転をし,船主に引き渡されるそうです.


普段は見ることのできない造船所内を見ることができ
とてもいい経験ができました.
造船でのものづくりも見れて満足できました.

走行距離:85.12km
巡航速度:24.9km/h
遠回りをして距離を稼ぎましたが100kmは行かず・・・.
走行距離的にはちょっと物足りない・・・.

海に関する展示もやっており船のペーパークラフトがあった為
貰って作ってみました.
ペーパークラフトとは思えない再現性の高さです.
ペーパークラフトのL・P・G船

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