2017年7月9日日曜日

17.06.24 ハワイ2日目

ハワイ2日目は、旅行会社のオプショナルツアーに参加。

アトランティス・サブマリン・アドベンチャー
潜水艦で海に潜って、ハワイの海を見学するツアーです。
船に乗船して、潜水ポイントへ。海から眺めるワイキキは絶景です。
ワイキキビーチ

サブマリン
こちらの潜水艦で海へダイブ!
左下)ピラミッド 右上から)ys-11,セント・ペドロ,アオウミガメ
潜るとダイバーがいました。

ピラミッドと呼ばれるコンクリート製人口漁礁や
戦後初の日本国産旅客機のYS-11(三菱製)や韓国漁船セント・ペドロ号が
漁礁として多くの魚の住処になっています。ウミガメも見れました。

写真では分かりにくいですが、たくさんの魚を見ることができ、感動しました。
このような美しい海は大切に保護していきたいですね!

昼はバスの待ち時間で軽食。名物のスパムおにぎりにしました。
スパム&エッグむすび
 お米も日本のお米に近く、こちらに来て初めてまともな味の様な気がします。

ツアー後はハワイ最大の博物館、
ビショップミュージアムを目指しバスで最寄り駅へ。

徒歩30minくらいで到着。


ビショップミュージアム
ビショップミュージアム
ハワイアン・ホール本館
 ハワイアンホール本館は1899年に建設がはじまり、1903年に完成。
クリントン・リプレイ、チャールズ・ディッキーが
ロマネスク様式を用いたデザインを担当

1903年オープン時には電気がなく、天井の明り取りと窓からの自然光を
使用していたそうです。2009年に復元工事が終了しました。

3つの階のキャビネットにはハワイの木材「コア」が用いられています。
ハワイアンホール建築工事費の半分以上の値段がかかっているそうです。


ハワイアンホール
3つのフロアーはハワイアンの世界における「ワオ 領域」をあらわしています。
ハワイアンホール
1階はカイ・アケア(広大な海)を意味し、島々の誕生や神々の住む世界示しています。
2階はワオ・カナカ(人々と暮らしの領域)でハワイアンの人々の生活の
営みに関する展示
3階はワオ・ラニ(天の領域)でビショップミュージアムの創設者の遺品や
ハワイ王朝の遺品などが展示されています。

1階
右上)クーの神像 左下)ハレ・ピリ 
右下)モクマナマナ キイ(モクマナマナ島で見つかったキイポハク(玄武岩の石像))

 ハワイの人々は生活において4万の神々が見守っていると信じており
その中でもクー、カネ、ロノ、カナロアは地位の高い4神とされています。
特に戦いの神・軍神のクーは様々な役割を持ち崇拝されていたそうです。

ハレ・ピリはハワイの伝統的な草葺きの家屋。
ピリの葉と縄を用いて復元されたものです。


2階
左上)ワ・ア 右上)ワ・ア・カウルア
左下)釣り針 右下)ルーヘエ
 ワ・アは浮きのあるカヌー。速度が速く安定性が高いことが特徴。
ハワイは大きな木に恵まれており、コアの丸太一本をくりぬいて
カヌーを作ったそうです。

これを応用しハワイでは双胴船「ワ・ア・カウルア」が多く作られており
多くの人や物資を運ぶことができることから大型のものは
主に航海用に使用されています。

ハワイの漁師は魚の種類や習性に応じて特殊な釣り針を生み出し
釣りの技術を上げてきたそうです。

 ルーヘエはタコを釣るために作られたルアーで
コヤスガイに石の錘や木片、とがった返しなどがついています。

3階
①パアキイ ②アフウラ ③アウフラ ④クイ・パラオア ⑤リリウオアカラニのギター

 パアキイは肉料理などを盛り付ける大皿。
1780年頃、マウイ島の王カヘキリはカハアナ王を倒し、オワフ・モロカイの
3つの島を納める王に。
この大皿は敗北したカハハナ王とその妻が
勝者のカヘリキ王の食べ物を支えるデザインだそうです。
この十年後ハワイ島の曹長カメハメハがマウイ・オアフ・モロカイを
制覇し、この大皿が戦利品となったそうです。

 アフウラはハワイの鳥の羽で作られたケープ。
羽根を使用する鳥の飛ぶ高度が地位の高さを表すとされ
高い位置を飛ぶ、赤色の鳥イイヴィや黄色い鳥オーオー、マモは
地位の高い階級で使用されるそうです。
展示されているケープは茶色と黒色で光沢のあるニワトリの羽が使用されており
首のライン貴重な赤や黄色の羽が使用されています。
このケープは1778年から79年にキャプテンクックがハワイから
イギリスに持ち帰ったもので通称クック・ケープと呼ばれています。

②は1823年友好関係強化の為に訪れたイギリスでカメハメハ二世とカママル王妃が
麻疹に感染し1824年7月に亡くなった際、亡骸を移送した移送船の船員が
ハワイ王国にもてなされ、摂政カアフマヌが船員の一人で博物学者の
牧師アンドリュー・ブロクサムに送ったイイヴィの赤い羽根と
オーオーの黄色い羽根で作られたマント「アウフラ」

クイ・パラオアはカメハメハ大王が所有していたとされる象牙のすり鉢。
薬を作るために使用されたそうです。
象牙を持つことは神聖なこととされ、象牙の持つ特別な力が
薬効を高めると考えられていました。

⑤は1878年にリリウオアラカニ女王が「アロハ オエ」を
作曲した際に使用されたギター。
上流階級の女性として音楽を学び、音楽の才能が開花。
ピアノなどの西洋楽器とハワイ語と堪能だった英語を使い
西洋とハワイアンが融合したスタイルを生み出しました。
ハワイのキルト旗、デュークのサーフボード
 デューク・カハナモクは1890年ハワイに生まれ、
水泳の名手、サーファー、オリンピック選手、映画スターなどで高い人気を誇った人物。

このデュークが使用していたサーフボードは木製で重さ34kgで
サーフボードの革新者トム・ブレイクが作成したものだそうです。
カピヘの予言
カメハメハ大王の時代にカピヘは次のような予言を残したそうです。
上から降りてくるものがあれば
下に立ち上がるものがある
島は統一され、その壁は倒されることはない。

これはハワイ王国の崩壊を予言したものといわれています。

2005年に この予言を表現しようとアーティスト メレアンナ・アルイ・マイヤー
が呼びかけ、20人以上のハワイの子どもたちとアーティストが10週間かけ
この壁画を完成させました。

パシフィックホール(ハワイアンホール内)
①②太平洋の諸島で使用されている船 ③太平洋の諸島に伝わる人形など
④タヒチの民族衣装 ⑤VOICES OF THE ANCESTORS
①ナ・ウル・カイヴィウラ・ネイティブ・ハワイアン・ガーデン
②リチャード・マミヤ・サイエンス・アドベンチャーセンター
③ビショップ・ホール ④キャッスル記念館

思ったよりは小さな博物館でした。
QRコードを読み取って日本語解説が聞けるのですが、
ほとんどQRコードがなくいまいちよく分からず。
また、QRコードの読み取りに追われしっかり時間も取れず・・・。
次の予定もあったので、90minくらいで出てしまいました。
もう少し時間を取りたかったな・・・。
後でわかったことですが、一日4回日本語ガイドをしている様です。
約30minなら参加すればよかった・・・。

次の目的地イオラニ宮殿へ。
イオラニ宮殿
音声ガイドがあると聞いていましたがチケットが購入できず
一般公開されている地下1階のみ見学。
地下は主に食糧庫でした。それ以外に王政時代の遺留品が展示されていました。

ハワイ州庁舎

カワイアハオ教会

セント・アンドリュース大聖堂

バスで、ハワイ最大のショッピングモール アラモアナショッピングモールへ。
途中、壁画アートが有名な、カカアコ地区を通過。
カカアコ地区

アラモアナ・ショッピングモール
アラモアナ・ショッピングセンター

夕食は地元名物のガーリックシュリンプ。
ガーリックシュリンプ
相変わらず味が濃く、クドい・・・。
コーラを注文しましたが、日本に比べて甘い様な・・・。
食事はイマイチ・・・。

お土産を購入してホテルへ戻りました。

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