2018年3月21日水曜日

18.03.17 BRM317

今年もブルベに参加です。

今年は瀬戸から岐阜県下呂市馬瀬までの往復200kmのコースです。
スタート地点 道の駅 瀬戸しなの

馬瀬川第二ダム湖

折り返しの馬瀬の道の駅 馬瀬美輝の里には昼頃に到着。
馬瀬美輝の里
明宝ハムフランクフルトと五平餅を頂きました。
昼食 明宝ハムフランク、五平餅
折り返し時点では余裕があったのでルート上の施設にちょっと寄り道。

岩屋ダム
岩屋ダム
1969年着工、1976年完成の木曽川水系馬瀬川に作られたロックフィルダム。
洪水吐設備がスキージャンプの形になっており、
ウォータークッションを形成しています。

こんな時ですが、ダムカードもゲット。

コースは下呂市から美濃加茂市へ行くのですが、
美濃加茂に入ったあたりからスピードが出ない・・・。

ここからゴールまではきつかったですが、何とか時間内にゴールできました。

今年はあまり長距離を走っていなかったのでそれも失速の原因かな。
しっかり体力を維持したいですね・・・。

2018年3月4日日曜日

18.03.03 小牧基地

今回は小牧基地のオープンベースへ。

入り口が分からず空港周りをほぼ一周する羽目に・・・。

小牧基地

敷地内には古い戦闘機などが常設展示されています。
①F-86E 全天候戦闘機(月光)ノースアメリカン社製
 GE社製ターボジェットエンジン J47-GE-17搭載
 昭和33年2月から43年10月まで小牧基地に配備
②T-1B ジェット練習機(初鷹)富士重工製
 石川島播磨重工製 ターボジェットエンジンJ3-IHI-7B搭載
③F-86F 昼間戦闘機(旭光)ノースアメリカン、三菱重工製
 GE社製ターボジェットエンジン J47-GE-27搭載
④搭載ミサイル(サメ塗装)

現役の所有機展示

C-2 輸送機
C-2
川崎重工製
110名の乗員と2名の乗客が乗れます。
ターボファンエンジンCF6-80C2K1F 2基搭載

旅客機や戦闘機とは全くことなる外観。
重々しい雰囲気がかっこいいです!

内覧できました。
貨物室は船尾が上下に展開し下側がスロープになり
物資を投入できます。
C-2 内部
乗員は両壁を背もたれにして乗るようです。

KC-767 給油 輸送機
KC-767
ボーイング社製
エンジンはGE社製 CF6-80CB6F搭載
通常の旅客機を改造したような飛行機。
型番からB-767の改造かな。

現役ヘリコプターの紹介
① CH-47J チヌーク 端末輸送ヘリコプター 川崎重工製(エンジン:T55-K-712)
② OH-6 偵察・観測ヘリコプター 川崎重工製(エンジン:250-C20B)
③AH-1S 攻撃ヘリコプター 富士重工製(エンジン:T53-k-703)
④UH-1J ヒューイ 多用途ヘリコプター 富士重工製(エンジン:T53-K-703)
SH-60K 対潜哨戒ヘリコプター シルコスキー社製(エンジン:T707-IHI-401C2)
⑥UH-60J 救難ヘリコプター 三菱重工製(エンジン:T700-IHI-401C)

現役の戦闘機など
①U-125A 捜索救難機 レイセオン社製(エンジン:TFE731-5R-1H)
② F-15J イーグル 戦闘機 三菱重工製(エンジン:F100-PW(IHI)-100)
③F-4EJ ファントムII 戦闘機 三菱重工製(エンジン:J79-IHI-17)
④F-2 戦闘機 三菱重工製(エンジン:F110-GE-129)
⑤T-7 初等練習機 富士重工製(エンジン:250-B17F)
⑥C-130H ハーキュリーズ 中型輸送機 ロッキード社製(エンジン:T56-A-15)

P-1 対潜哨戒機
P-1 対潜哨戒機
川崎重工製
エンジンはターボファンエンジン F7-IHI-10
純国産機です。
川重はC-2輸送機、P-1対潜哨戒機を国内開発、生産しているので
川重も国産旅客機できるんじゃないの?と安易に考えてしまいます。


展示飛行

展示飛行 KC-767、C-130H
展示飛行でKC-767 給油輸送機がC-130H中型輸送機に空中給油している様子。
実際に空中給油はしておらず、給油態勢の距離感で飛んでいます。

エンジンの展示
①C-130H用プロペラ ハミルトン・スタンダード社製 54H60-117
 羽根1枚1枚の傾きを変えることができ、飛行中の加速以外にも機体の停止、バックも可能
 C-130H用エンジン ロールス・ロイス社製 ターボプロップエンジン T56-A-15
②U-125/A用エンジン ハネウェル社製ターボファンエンジン TFE731-5R-1H
③UH-60J用エンジン IHI製ターボシャフトエンジン T700-IHI-401C
④CH-47J用エンジン KHI製ターボシャフトエンジン T55-K(L)-712
KC-767用エンジン GE社製ターボファンエンジン CF6-80C2B6F
 ファン直径が249cmある大型のエンジン
救助犬がいました。
救助犬 ダッフィー

その後は自転車を作ってくれたお店へ。
会社に通勤自転車登録をするように言われ、
調べてみると防犯登録をしていませんでした。
ホームセンター等では自分の所有であることが証明できないと登録できないらしく
自分の自転車と分かっているフレームビルダーのお店へ行けばとりあえず安心
ということで行ってきました。
車体番号があるようで、それで登録できました。
今まで違法状態で乗っていたとは・・・。
はずかしい限りです。

お店のご厚意で無料で登録と緩んでいた後輪スポークも調整してもらえました。

走行距離:139.43km
巡航速度:21.2km/h

2週間後にはブルベに参加予定なので、久々の長距離で慣らすつもりが、
結構疲れてしまいました・・・。
ちょっと前半のペースか補給のタイミングが悪かったかな。
今年度は200km越えの長距離は一度も走っていないだけにちょっと心配。
そろそろQシートが公開されると思うので、本番に向けて本格始動です!

2018年3月1日木曜日

18.02.23-25 五島市

今回は教会巡りに長崎市の五島列島へ。
五島列島の下側、下五島とよばれる福江島、久賀島、奈留島は
「長崎と天草地方の潜伏キリスタン関連遺産」として
世界遺産候補になっている教会群があります。

1日目
まずは飛行機でセントレアから長崎空港経由で福江空港へ。
長崎から福江空港は初めてのプロペラ機で向かいます。
DASH 8
機体はカナダ ボンバルディア社製DHC-8-201型
エンジンは プラットニー&ホイットニー社製
プロペラはハミルトン サンドストランド社製アルミ・グラスファイバ製4枚羽。

窓側席は座席下から円筒のカーブが始まるため、足元が窮屈でした。
若干、恐怖感のある揺れもありましたが、楽しいフライトでした。

到着後はレンタカーを借りて久賀島行の船に乗るため福江港へ。
出港時刻までに近くの食堂で昼食を。

ちゃんぽんを注文しました。

自転車を組み立て始めるとトラブルが・・・。
前輪側のクイックリリースがない・・・。
ホイールを普段用のダイナモから交換したときに抜き忘れてました・・・。
やむを得ず、レンタサイクル(電動アシスト自転車)を借りて久賀島へ。

船内は海底を見られる地下席がありますが、
スピードが速すぎて水の淀みしか見えません・・・。
シーガル船内 地下席

久賀島では世界遺産候補の教会 旧五輪教会堂を目指します。
まずは久賀島で最初の教会 浜脇教会へ。

浜脇教会
浜脇教会
現在の教会堂が建設されるまでは旧五輪教会堂がこの場所にあったそうです。
1881年に最初の浜脇教会(現旧五輪教会堂)が建てられ、風雨と老朽化で移築後に
台風などにも耐えられる五島初のコンクリート造の教会として
1931年に現在の教会が建てられました。

借りた電動アシスト自転車は借りるときにお店の方が
電池なくなったら大変だから気をつけてと念押しされていたため、
なるべく使わずに行くつもりでしたが坂がきつく電動アシストをON!
すごく楽だし面白い!

次に牢屋の窄へ
新聖堂

ここは明治時代に起こったキリシタン弾圧を伝える場所です。

キリシタン弾圧の歴史を簡単に。
1613年から江戸幕府により発令された禁教令の中、
1866年頃に久賀島などに潜伏していたキリシタンの元にも
1865年の長崎での信徒発見の出来事や
プティノジャン司教(大浦天主堂の建設と信徒発見に立ち会った仏人カトリック宣教師)
の情報が入ってきます。
それを聞いて命がけで長崎へ渡りプティジャン司教に教えを
請いに行く信徒もいたそうです。
そんな中、島民からキリシタンを公言する信徒が次々と現れ
久賀島牢屋の窄殉教事件に発展したそうです。

明治元年(1868)年、明治政府がキリシタン弾圧を行い、
久賀島では激しい拷問を受けた上、わずか6坪の部屋に老若男女200名を
8ヶ月間押し込み、死者39名、出牢後に3名死亡という悲惨な弾圧が行われました。

これらの弾圧は明治政府の外交問題にまで発展し、明治6年に禁教令が解除されました。
殉教記念碑

日本は単一民族国家なので弾圧当時の大多数の人にとって
異教徒のキリシタンは特に異質な存在だった為、
排除しようとする力が働いていたのだと思います。
そんな中で信仰を守りぬいたのは並大抵のことではありません。
今ほど、ものにあふれた時代ではないだけに
信仰こそが生きるための心の拠り所だった為、命がけだったのだと思います。

また、このような教会やお寺など宗教施設を訪れるたびに
自分と異なるものを受け入れる精神を教えられ、
自分はそんな人間になれているだろうかと考えさせられますね・・・。

教会を後にし、しばらくするとまた急な峠に入り、峠を下ると小さな集落へ。
集落の細い道に入っていくと五輪教会堂の駐車場があります。
駐車場からは山道を徒歩で行きます。
五輪教会

現在の五輪教会堂の隣に旧五輪教会堂があります。

旧五輪教会堂
旧五輪教会堂
1881年建設、昭和6年に移築
木造瓦葺平屋建ての和風建築

内部は三廊式の教会ときれいな曲線のコウモリ天井になっており
神々しい雰囲気でした。
内部は撮影禁止なので上手く伝えられないのが残念ですが・・・。

帰路は時間があった為、展望台に寄道。
また坂がきつかったので電動アシストをふんだんに使って登りました。
折紙展望台
展望台からは薄っすらと靄がかかっていてあまり絶景とはいきませんでした。
レンタサイクル

無事に港まで戻てきましたが、出港の2時間前・・・。
電動アシスト自転車の電池残量も余裕でした。
行く場所もなく寒い待合室でじっと待ちました。

福江港到着後はすぐに島の自転車屋さんへ。
代替部品がないか聞くとガラクタを寄せ集めて何とかしてもらえました。
雑な代替対策に高額な支払い・・・。
(2000円 レンタサイクルももう1日借りられるし、
 安いクイックリリースなら買える様な・・・。)

となりましたがここは勉強代と助けて頂いたお礼代と腹をくくり支払てきました。

ようやく宿へ。今回予約が取れず宿がキャンプ場のバンガローに・・・。
行ってみると一人で過ごすには大きすぎる家!
しかもエアコンとテレビが有料・・・。
することもないのでお風呂に入って速攻で布団に包って寝ました。
疲れていたのでちょうどよかったです。

怒涛の一日目でした・・・。

2日目
まずは朝から世界遺産候補の教会のある奈留島へ行くため、福江港へ。
船に乗船して奈留島へ。

奈留島の江上天主堂を目指します。

昨日の久賀島ほどの坂はなく、とても走りやすかったです。

江上天主堂
江上天主堂
大正7年建設
鉄川与助設計
木造ロマネスク様式の天主堂

管理人さんに連絡すると快く内覧させてもらえました。
さらに解説もして頂けました。

明治6年に禁教令が解かれ、しばらくは簡易的な教会があったそうですが
雨風ですぐ壊れてしまい、住民約51世帯の寄付によって1918年に
建設されたそうです。

内部は三廊式、コウモリ天井が特徴です。
雨風から教会を守るため、小高い森の中に建てられていることから
日照不足と地下水による湿気が発生しやすい為、高床式になっています。

柱や壁のアーチ部分の飾りは木目調になるように手書きで木目が描かれています。

建設費は現在の金額にして7000万円くらいだそうです。
当時のキリスタンの人々は長い間迫害されてきたため、
非常に貧い暮らしを強いられていたそうです。
そんな中でも信仰を行える教会を求めて、この教会を建てたことは
信者の方々の努力の賜物だと思います。

港への帰りに奈留教会に立ち寄り、

奈留教会
奈留教会
最初の奈留教会は1926年に完成しましたが、風雨による老朽化で取り壊され
1961年に現在の教会堂が建設されました。

少し海へ足を伸ばして・・・。
海岸からの眺め
海も透明度が高くてきれいです!

1時間前に着きましたが、昨日とは違い
空調の効いたターミナルで過ごせたので快適でした。

福江空港に到着後はさっそく、福江島の教会巡りへ。

昼食に五島列島の名物、五島うどんを食べに。
五島うどん
島の中心付近の教会から回りました。

楠原教会
楠原教会
1912年建設 鉄川与助設計
島の信徒の方々が協力して工事等を手伝って3年の歳月をかけて完成したそうです。
煉瓦造のゴシック様式で下五島では堂崎教会に次いで2番目に古い教会。
ステンドグラス

ファチマの聖母と羊飼い
聖母マリアが羊飼いに「祈りと苦行と生活の改善」を勧告し
信者に神への道に精進することを伝える場面だそうです。

楠原牢屋敷跡
楠原牢屋敷跡
1868年に弾圧が行われ、キリシタンが投獄された牢屋。
近くには信仰の自由を記念した記念碑があります。

水ノ浦教会
水ノ浦教会
1880年に建てられた木造純日本的な教会堂が老朽化により建て替えられ
1938年に現在の教会堂が完成。
ロマネスク、ゴシック、和風建築が融合した木造教会。
こちらも鉄川与助設計。生前最後の作品だそうです。

白亜で優美な外観に内部は広く三廊式でコウモリ天井の美しい内装でした。


堂崎天主堂
堂崎天主堂
1908年五島初の洋風建築。
赤レンガ、ゴシック洋式の天主堂。
五島での小バチカン的な重責を果たしてきた教会堂だそうです。

内部は史料館となっており、五島でのキリシタンの歴史を伝える展示がされていました。
海岸からの眺め
教会付近の湾はエメラルドブルーの海がきれいです!

再び、福江港に戻り五島土産を購入後、レンタカーで島の西側へ。

ここまで
走行距離:68.26km
巡航速度:21.3km/h
五島土産(かんころ餅、治安孝行)

井持浦教会
井持浦教会
1897年建設された五島初のレンガ建築でしたが信徒の増加で改築され
現在の教会堂は1987年の改装後のもの。
ルルド
ルルドは1895年に日本初の霊泉地として建設。

玉之浦教会
玉之浦教会
一応、予定していた教会は周ることがことができました。

ちなみに島内は基本的に片側1車線の道で車も歩行者も少ない為
クルマのドライブもサイクリングもとてもしやすかったです。
サイクリングはすこし坂がきついですが・・・。


3日目
帰路へ。準備等に時間がかかると思い余裕をもって行動したら
空港に2時間前に到着・・・。ただただヒマです・・・。

帰りは福岡空港で乗り継ぎ。
1時間の乗り継ぎ時間で昼を食べる為に、急いで店探し。
空いていたお店で豚骨ラーメンを。
豚骨ラーメン

昼食後は福岡土産を購入しすぐに保安検査を通過。

飛行機まではバスで向かいました。

無事、セントレアに到着。福岡と同じくバスでの送迎かと思ったら
セントレアは中型機でもボーディング・ブリッジが使えるんですね!

前回も感じましたがやはり駐車料金が高い・・・。
飛行機輪行最大の難点はこの駐車料金かな・・・。
恒例の半田の渋滞にはまり夕方ごろに帰宅しました。

次は北海道かな。また計画たてます!
ちなみに、ようやく年間2000km到達。今年はスローペースです・・・。