これまであまり行ったことのないところを中心に行ってきました。
大津まで車で行って、そこから京都まで走る予定でしたが、もともと考えていた駐車場が使えず、山科の駐車場から走ることにしました。
まずは上賀茂神社へ。
上賀茂神社(賀茂別雷神社)
7世紀末からある神社で平安以降、国家鎮護の神社として崇められています。
11世紀には現在の様式になったとされています。
国宝の本殿と権殿は文久3年(1863)に再建されたものです。
細殿 橋殿 |
馬おみくじがあったので衝動買いしました。
次は金閣寺。
金閣寺(鹿苑寺)
応永4年(1397)に足利義満が西園寺公経から譲り受け、義満没後に法号鹿苑院殿から鹿苑寺となりました。
舎利殿「金閣」は1層が寝殿造の法水院、2層が武家造の潮音洞、3層が禅宗仏殿造の究竟頂と呼ばれています。
金閣を中心とした庭園は極楽浄土を表しているとされています。
すぐ近くの龍安寺へ。
龍安寺
徳大寺家の別荘を宝徳2年(1450)に細川勝元が寺地としたことがはじまり。
石庭は枯山水で室町時代末期の特芳禅傑などの禅僧によるものとされています。
石庭 |
近くの仁和寺へ。
仁和寺
平安時代に光孝天皇が西山御願寺として着工したことがはじまり。
仁和4年(888)に宇多天皇により完成しました。
真言宗御室派の総本山
仁和寺 二王門 |
二王門の表 阿吽の二王像 |
二王門の後面 唐獅子像 |
御殿(宸殿)
南庭 |
宸殿 |
霊明殿 北庭 |
中門をくぐると伽藍に入ります。
中門 |
中門 二王像 |
伽藍
金堂
仁和寺の本堂。現在の建物は慶長18年(1613)造営の内裏紫宸殿を移築したもの。
現存最古の紫宸殿。
金堂 |
五重塔 |
御影堂 経蔵 観音堂 |
御影堂は弘法大師空海、寛平法王、第二世性信親王を安置
観音堂は千手観音菩薩を本尊とし、不動明王、降三世明王、その周りを二十八部衆を安置しています。
九所明神 |
霊宝館
仏像、仏画、経典が所蔵されています。
今回は国宝 薬師如来坐像が特別公開されていました。
わずか22cmほどですが、非常に精巧に作られていました。
金剛華菩薩 花の仏様 御室流華道の拠り所 |
ここからは少し離れて、高雄を目指します。
栂尾山 高山寺
奈良時代の宝亀五年(774)に光仁天皇によって開かれ、鎌倉時代の建永元年(1206)に明恵上人が勅額を賜り、寺号「高山寺」となりました。
鳥獣人物戯画絵巻と子犬が有名です。
鳥獣戯画は甲、乙、丙、丁の四巻で、各巻は異なる時代のものです。
カエルとウサギが相撲をする甲巻が有名。
また、明恵上人は宋から持ち帰った茶の種を栽培し、この茶が宇治へ伝わり、全国に広がりました。そのことから茶の発祥地と知られています。
次は、嵐山へ。
かなり大勢のひとが・・・。
新型コロナウイルスで自粛中じゃないのか・・・。
人のことは言えませんが・・・。
天龍寺
天龍寺 庫裏 |
曹源池 |
天龍寺 庭園 |
方丈 |
多宝殿 |
法堂 |
どこに立っても龍と目が合います。
渡月橋を渡って、
渡月橋 |
東寺
東寺 慶賀門 |
講堂
大日如来を中心とした五智如来と五菩薩、五大明王、四天王、梵天、帝釈天が安置されています。弘法大師の密教の教えを表現した立体曼茶羅です。
金堂
東寺の本堂
薬師三尊と十二神将が安置されており、十二神将は薬師如来坐像の台座に配されています。
五重塔
総高55mの国内最高の五重塔。
食堂
大師堂
観智院
東寺一山の勧学院。
涅槃禄 長者の庭
平成二十九年の真言宗立教開宗1200年を記念して作庭。
五大虚空蔵菩薩像
虚空蔵とは無尽蔵、広大無辺の知識を無尽に蔵していることで、五大虚空蔵はその知恵を五つに表したものです。
それぞれ、孔雀、馬、象、獅子に乗っています。
愛染明王像
愛の明王と知られる煩悩即菩薩の本尊。
最後は本願寺
西本願寺(龍谷山 本願寺)
浄土真宗の開祖、親鸞聖人の没後、遺骨と影像を安置した廟堂がはじまり。
第11代宗主顕如上人の時に寺基が現在の場所に定められました。
御影堂 |
御影堂と阿弥陀堂を結ぶ渡廊下 |
阿弥陀堂 |
経蔵 |
京都市内は自転車道が結構整備されていて、走りやすかったです。
やっと、暖かくなって自転車日和の季節です。新型コロナウイルスで自粛ムードですが、室内にこもらず、出かけたいですね!
走行距離:61.68km
巡航速度:20km/h
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