2020年2月18日火曜日

20.02.15 ヤマザキ マザック 工作機械博物館

今回は岐阜県美濃加茂市のヤマザキ マザック工作機械博物館へ。

ヤマザキ マザック
1919年創業の工作機械メーカー。
1919年 山崎定吉が山崎鉄工所を設立。
1927年 社内設備用に工作機械の製造を開始

1928年 安井ミシン兄弟商会(ブラザー工業株式会社)に外販
1931年 工作機械の製造販売を本格的にスタート
1962年 米国への輸出に成功。世界進出へ
汎用旋盤 LB-1500
1962年のシカゴでの貿易見本市に出品
1963年 ブランド名「MAZAK」を発表。
欧米人が発音しにくいYAとIを除いてブランド名にしました。
1969年 日本初NC旋盤の対米輸出に成功。
NC旋盤 MTC2500R(1968)
アメリカへ初めて輸出したNC旋盤


立形MC エコノセンターⅢ-25(1971)
バーグマスター社と技術提携して開発した
社内初の立形マシニングセンター

DUAL CENTER 1800
航空宇宙産業のヒューズ・エアークラフト社の社内設備として
米国バーグマスター社と技術提携し1972年に製品化

1974年 ケンタッキー州に工場建設。
NC旋盤 M4(1975)
改良を重ねながら現在でも生産・販売しているベストセラー機

1980年代には専門知識がなくても簡単に加工プログラムが作れるNC装置「MAZATROL」を開発。技術者不足に悩む多くの町工場から支持されました。

横型MC H-10 F6MA(1980)
自社開発した最初の横型マシニングセンター

NC旋盤 QT-10(1982)
世界初の対話型CNC装置マザトロールを搭載

1985年 社名をヤマザキマザックへ変更
NC旋盤 ST40ATM/C(1988)
多くの工具が使用できる複合加工機の旋盤

2019年 設立100年を迎え、工作博物館を開設。
現在は、IOTや自動化に力を入れ、世界トップの工作機械メーカーとして躍進しています。
INTEGREX i-200S(2018)
NC旋盤の旋削とマシニングセンターの切削を
1台で行える機械

STX3015F レーザ機(2019)
レーザーで切断・穴あけ・マーキング彫刻加工を
行う工作機械

海外・国内の工作機械の歴史も紹介されています。

主に、江戸後期から昭和にかけて活躍した工作機械が展示されています。

海外の工作機械
ベルト掛け平削り盤

ベルト掛けフライス盤 ベルト掛けボール盤 ベルト掛け形削り盤 



歯切り盤(米GLEASON)

立形治具ボーラ 直結旋盤

国産の工作機械
直結旋盤(三菱エリコン1958) 横中ぐり盤(唐津鉄工所1967) 直結立フライス盤(池貝製作所1952)

森田式高速ノコ盤(1968) ホブ盤(沢竹機械工業1962) 直結形削り盤(中川機械1966)

近くのお菓子工場 岩尾製菓の直営店 たんどーるに寄りました。
ケーキセットを注文しました。

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