2021年11月10日水曜日

21.11.03-06 高知

コロナも収まってきたので、久々の遠出。 

今回は、サイクリングでの四国一周チャレンジで高知県の西側へ。


まず、県営名古屋空港から高知空港へ


機内では、クロワッサンとお茶をいただきました。

高知空港からバスと電車を乗り継いで、途中の窪川駅へ。

ここで、乗り継ぎ時間が2時間近くあったので、一旦昼休憩。

近くの食堂でとんかつ定食をいただきました。

ここからは土佐線のしまんトロッコ一号で愛媛県の宇和島駅へ。

途中、指定席券があればトロッコ車両に乗れるようです。

指定席券を持っていなかったので断念・・・。


宇和島駅に到着後、近くのホテルに荷物を置いて、まずは宇和島城へ。


宇和島城

現存十二天守の一つ。慶長6年(1601)に藤堂高虎により建築されましたが、寛文6年(1666)頃に宇和島伊達家二代目宗利により立て直されました。

三重三階総塗籠式、層塔型の天守

装飾性の高い破風や懸魚が特徴です。

本丸からの眺め
昔、お城の周りは海だったそうです。今は港や町が広がっています。


天守の開館時間外だったので、内部までは見れませんでした。内部はまた今度。

藩老桑折氏武家長屋門 山里倉庫(武器庫) 穂積陳重・八束兄弟の生家長屋門

夜は、宇和島鯛めしをいただきました。

豪華な卵かけご飯という感じ。おいしかったです。


一日目は、移動だけ。サイクリングは翌日からです。


二日目

宇和島から高知県四万十市の中村を目指します。

道に四国一周のブルーラインが引かれているので、それを目印に進むだけ。

ルートを覚えなくてよく、迷わないのでサイクリストにはありがたいです。

基本的には海岸沿いを進みます。

道の駅すくも

少し内陸へ。昼は道の駅大月で弁当

再び海に出ました。

叶埼灯台
明治44年8月20日に建設点灯されました。
レンガ造り小型の五等灯台
建設当時の姿を残している現用灯台の一つです。



距離が長くなってくると疲労からか、荷物が重い・・・。
コース自体もそれほどきつくなかったですが、ヘトヘトになってホテルに到着。

少し休憩して近くの食堂で、かつおのたたき定食をいただきました。
ポン酢のイメージが強かったですが、塩で食べるようです。
塩も合いますね!


走行距離:147.38km
巡航速度:22.2km/h

三日目

中村から須崎市を目指します。

まずは四万十川を遡ります。

沈下橋がところどころに架かっています。

佐田沈下橋

三里沈下橋

高瀬沈下橋

岩間沈下橋

休憩で道の駅よって西土佐で補給。

真中は帽子パン。帽子のつばの部分がパリパリでおいしいです!


昼は道の駅四万十大正の食事処で。うな丼が石焼になっています。


ちょっと寄り道。海洋堂かっぱ館へ。


海洋堂かっぱ館

動物やアニメなどのフィギュアで有名な海洋堂が「かっぱ造形大賞」を開催し、その際の受賞作品や応募作品が展示されています。

扉はしっかり閉めましょう。

敷地内にはかっぱ神社も。
かっぱがたくさん。

さらに八十八箇所巡りの一つ、岩本寺にも寄り道。


岩本寺


本堂

本堂の天井画


休憩で道の駅あぐり窪川へ。

地元のショウガを使ったジンジャエール。「飲んじゃエール」


再び海岸沿いに出ます。

双名島

海岸沿いは気持ちいいです。


須崎市のホテルに到着後、名物の鍋焼きラーメンを食べに。

シンプルですがおいしいです。


走行距離:133.64km
巡航速度:21.6km/h

四日目(最終日)

須崎市から高知空港を目指します。

時間は十分にあるはずなので、ちょっと寄り道。

外国の雰囲気が味わえるホテルです。

ヴィラ・サントリーニ

高知市内に到着後、まずは昼ご飯。またかつおのたたきをいただきました。

藁であぶりたてのものを提供しているのか、藁の風味も感じました。

一緒にはらんぼという部位をいただきました。脂がのっていておいしかったです。


高知城

現存十二天守の一つ。慶長6年(1601)に山内一豊が築城開始し、慶長16年完成。

享保14年(1727)の火災で追手門以外を焼失後、寛延2年(1749)に天守が再建。

宝暦3年(1753)にはほぼ全城郭が整いました。

天守閣 本丸御殿

外観四重(内部3層6階)高さ18.5mの望楼型天守。

天守閣には石落としや鉄砲狭間が設置されています。


天守から高知の町を一望できます。高欄の漆がきれいです。

さらに、本丸には天守閣のほか、本丸御殿、納戸蔵、廊下門、東多門、西多門、国鉄門などが残っています。特に本丸御殿が残っているのは高知城のみです。

本丸御殿
欄干 茶室
上段の間
物見窓 雪隠ノ間


東多門 黒鉄門 西多門
追手門 詰門

高知は雨が多いため、雨対策の石樋や水路が設置されています。
石樋 水路

同じ敷地内には板垣退助像もあります。

板垣退助は1837年に高知城下中島町の上士の家に生まれ、倒幕運動に参加。

明治維新後に高知に戻り自由民権論を唱えました。


さらに桂浜に寄り道。


桂浜・坂本龍馬像


坂本龍馬は1835年に高知城の城下町の郷士の次男として生まれ、薩長同盟協約に成功。
その後、幕府に大政奉還を建白しましたが、33歳で幕府の刺客に襲われ命を落としました。
坂本龍馬は若く、板垣退助は年配の印象がありますが、ほとんど同世代なんですね。幕末から明治にかけて高知にはすばらしい人材がいたのですね。


桂浜から約10kmで高知空港に無事到着。


走行距離:89.81km
巡航速度:20.5km/h

最終日は60kmくらいのつもりでしたが、寄り道をしたら結局90km。

3日間ホントよく走りました。


空港出発前に夕食。うつぼの唐揚げをいただきました。

淡白な味でおいしかったです。
帰り便ではチョコとお茶をいただきました。
名古屋空港に到着。車ではセントレアしか使ったことがなかったですが、駐車料金が安い!
懐に優しいです。最後は車で無事蒲郡到着です。

今回は、久々の長距離サイクリングに荷物も負荷になり、コース・距離の割にはすごく疲れた・・・。四国一周チャレンジはまだ続くので、体力をつけたいですね。
サイクリングはもちろん、景色や好きなお城や食事も結構楽しめたので満足です!

コロナの状況は分かりませんが、少しずつ以前のようにいろんなところへサイクリングに行きたいものです。

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