2016年10月16日日曜日

16.10.15 美濃市

久々の快晴だったため,美濃市までサイクリング.

長距離かつ昼食を取りながら走った為,美濃市には14:30頃到着.

まずは旧名鉄美濃駅へ

旧名鉄美濃駅
旧名鉄美濃駅
1923年(大正12年)に設置されて以降,
地元の人達の重要な交通機関として発展してきましたが
車の発達で1999年(平成11年)に廃止されました.

駅舎・プラットフォーム,線路の一部は国の指定重要文化財に指定されています.

展示車両
モ512号車(左)とモ601号車(右)
モ601号車
昭和45年製
電圧の異なる美濃町線と各務原線を直通するために複電圧車になっている.
美濃町線の主力車両として活躍

モ512号車
大正15年製
正面5枚窓の流線形が特徴

ワンマンカー

うだつの上る町並み
うだつの上る町並み
美濃市といえばうだつの上る町並み.
町内にはうだつを上げている家が18棟残っているそうです.
元は丘の上に町が形成されているため,水の便が悪く,
火災に弱かったそうです.
そこで防火対策としてうだつを上げるようになったのがはじまりだそうです.
次第に富の象徴として豪華なうだつを上げるようになったことから
生活の地位が向上しない,見栄えがしない ことを「うだつがあがらない」
というようになったそうです.

旧今井家 美濃史料館(重要文化財)
旧今井家
最も古いうだつ棟飾りの形式を残しています.
今井家は和紙問屋として反映した旧家です.
間取りは市内で最大規模となっています.
①調理場 ②台所 ③ 奥座敷 ④奥の間
現在は史料館として美濃市の歴史・文化についても展示されています.

にわか
にわか の様子
江戸や京阪に取引にきた美濃の紙商人が
赤丸提灯や松を飾った車を引いて三味線や笛などで囃子をしながら
寸劇を催していたそうです.


小坂家(重要文化財)
小坂家
江戸時代から続く酒屋

武藤家
武藤家
刀工の一派,金物商の家系

美濃市にうだつの上る家が多くあるのは
美濃和紙の取引により町が富裕を得たためだそうです.

次いで美濃大橋へ

美濃大橋(重要文化財)
美濃大橋
大正5年に建設された吊り橋
日本最古の吊り橋

川湊の灯台
川湊の灯台
美濃大橋から少し下流へ行くと
物資交流の要地として設置された
上有知(こうづち)湊の住吉灯台があります.

美濃市を堪能し,長良川沿いを岐阜市へ向かって走ります.
この辺りは長良川清流自転車道になっています.
しかし,案内看板などはなく,いつの間にかに行き止まりになり
自転車道ではなくなるようです.

岐阜市内に到着した頃には17:00頃,だいぶ暗くなってきました.
一宮市内に入り木曽川を渡ると満月が.まさに十五夜ですね!
木曽川と満月

名古屋市内へ入り豊田市へ.
21:00頃200kmに到達し,夕食.

ラストスパートをかけて帰宅したのは23:30頃でした.
実に234.15kmこれまでの最長記録を更新です.
8時に蒲郡を出発して自転車をこいで一日が終わりました.

全身が疲労で痛いです・・・.
美濃大橋と
走行距離:234.15km
巡航速度:サイコンの電池が少なかった為か測定されず・・・.
       感覚的には20~22km/hくらいかな.

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