2022年5月1日日曜日

22.04.30 和歌山

 GWの貴重な晴れ間だったので、少し遠出をして和歌山へ。

WAKAYAMA 800のコースの一部を走ってきました。


スタート地点の湯浅駅まで車で4時間。移動だけでちょっと疲れました・・・。

コース上には自転車用のブルーラインが引かれているので、迷う心配がなく安心して走れます!

往きは一部コースを外れて山側から海岸沿いを目指しました。


興国寺

鎌倉3代将軍源実朝を弔うために建立されたお寺

後に住職法燈国師が宋から製法を伝えたとされる金山寺味噌、醤油発祥の地として知られています。




天狗堂

一旦、海岸に出ました。海がきれいです。透明度が高い!

また、山道へ。坂を下ると、追い風の影響もあり快適に走れました。

ブルーラインのコースと合流し、海岸沿いにスタート地点を目指します。

ここからは向かい風。強風で自転車が煽られヒヤッとすることも。


アメリカ村(美浜町三尾)

美浜町の三尾地区は明治時代にカナダへ多くの移民を送り出したことからアメリカ村と呼んでいるそうです。


カナダミュージアム

和洋折衷の民家をカナダ移民に関する博物館として公開しています。


明治21年(1888)、三尾の大工 工野儀兵衛が単身日本を出発しカナダのバンクーバーへ行き、そこで鮭の大群を見たことを村人に伝えました。

すると村人たちは次々とカナダに渡り、主に鮭漁、鮭の缶詰工場で働いたそうです。

こうして三尾村はカナダ移民の先駆けとなりました。

しかし、第二次世界大戦時には米国への真珠湾攻撃により、日本人は敵国民族とされ、強制収容、強制送還が行われました。カナダも同じく日本人の強制収容、強制送還を実施しました。戦後、両国は政策の間違いを認め、現在の友好関係が続いています。


外にはトーテムポールが立っています。

こちらはカナダとの友好と地域活性化のためにカナダのバンクーバーで制作され寄贈されたものです。

一番上は力と威厳を象徴し友好のシンボルであるハクトウワシ

ハクトウワシは来訪者を歓迎する案内人を抱きかかえています。

その下には力と権力を象徴するクマで生命の循環を象徴するサケを手にしています。


ついでに近くのレストランで昼食を頂きました。

すてぶす丼
サーモンと名産のシラスのどんぶりです。

美浜町の先端日ノ岬にある日ノ岬灯台へ寄り道。


日ノ岬灯台



海岸のコースは漁港やビーチを通過します。

柏ビーチ

由良町でちょっと寄り道。気になっていた「力餅」を購入。

麩焼きのせんべいで求肥餅を挟んだお菓子です。最中に似てました。


再び海岸沿いを走り、白崎海岸へ。


白崎海洋公園

石灰岩で覆われた海岸を含む、キャンプ場を備えた公園です。

展望台からの眺めは最高です。青い海と白い岩礁がきれいです!


海岸を抜けると再び山道に

アップダウンを繰り返しながら湯浅町へ。


湯浅町は味噌・醤油発祥の町で、味噌蔵醤油蔵が並び歴史的建造物保存地区となっています。

醤油製造所の近くは醤油のにおいが漂ってきます。

湯浅街並み

軽く散策をした後、湯浅駅に無事ゴール。


夕食は有田IC近くのラーメン屋さんで和歌山のラーメンを頂きました。

醤油豚骨味ですがあっさりしていておいしかったです。


あとは長い運転で蒲郡へ・・・。


走行距離:88.9km

巡航速度:19.2km/h


GWは天気が悪く急遽日帰りできる和歌山にしましたが、思ったよりいいところでした。

ブルーラインも整備されていて、交通量も少ないので快適に走れました。

今年はWAKAYAMA 800もチャレンジしようかな。

WAKAYAMA 800はスタンプラリーで、今回スタンプラリーもやってみました。

難点は、スタンプラリーの場所が分からないことですかね・・・。

事前に場所を調べておかないと見落とします。数か所は見落としました。

コース上にあれば施設名を覚えておいて何とか見つけられますが、コースから外れた施設は分かりません・・・。

四国一周チャレンジではコース上にスタンプの位置が書いてあるので、コースから外れた施設でも行きやすかったです。WAKAYAMA 800もそんな工夫があると更に楽しめそうです。

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